アウディQ3の右フロント部の損傷修理(バンパー、フェンダー)
今回直す部分は大まかに三か所になります。
まずはフェンダーとバンパーの堺の部分の傷。
フェンダーの印部分、こちらは凹んでいますので板金が必要です。
バンパーのこちらは下地の出ている傷の部分に目が行きがちですが、印の部分が凹っとなっていますのでこれも綺麗に修理します。
まずは調色作業から始めます。色ができたら下地の修理に取り掛かります。
フェンダーパネルの凹んだ部分を引き出して、パテを載せて整形しているところです。
バンパーも同様に整えていきます。
下地全体が整ったらサフェーサーを塗装します。
ヒーターを当ててサフェーサーを十分乾燥させます。ここは結構重要です。
サフェーサーを削って、塗装の範囲すべてに下地処理を行ったらマスキングします。
マスキングが終わったらベースコート(1層目)の塗装を行います。ブルーのメタリックがとても綺麗です。
ひとしきり吹き付けてベースコートが終わったかな?くらいですが。。実はこの色、隠蔽が悪い色なのでちゃんと「とまっているか」確認します。←透けてないかという意味です。
ほらね。塗装ブースの照明を切って真っ暗にし、調色ライトを当ててみると透けてます。はい、「とまってない」ですね。これじゃダメと言うことで再度、吹き付けていきます。
再び確認すると今度は大丈夫ですね。完全に「とまっています」。同様にバンパー側もしっかり確認してOKなら次にいきます。
クリヤーコート。艶出し。
綺麗です。
バンパーとフェンダーの境も綺麗に繋がりました。
完成です。自分的にも満足な仕上がりになりました。この度は修理のご依頼をいただき、ありがとうございました。