今年も残すところわずかとなり年末の雰囲気が漂い始めた今日この頃ですが、この感じ。嫌いじゃないんですよね。
今日の話題は新しく買った「ミニガン」。
言葉どおりで小さい銃(スプレーガン)です。デリンジャータイプなどと呼ばれていたりもします。
購入したのはこちら。
meijiのF55-G08。
0.8口径で結構霧の細かいタイプになります。
(スプレーガンは明治と岩田が好き)
今年の2月くらいにハイエースのドリップモール上面(屋根の横っちょのつなぎ目)だけを塗ってほしいとお客様からのご依頼がありまして。。
これが意外と細くてそこだけの塗装はかなり難しい作業で色も070の3コートパールホワイトだったので自ずと困難を極める結果となりました。(最終的にはバッチリ仕上げましたよ)
その時は岩田のkiwami W-50 136BGCでなんとか乗り切ったのですが、ミニガンといえど1.3口径の通常仕様だったので更なる微粒化とスポット塗装の必要性を感じつつも「超!スポット補修」の需要がどれだけあるかを考えて買い渋っていました。
ですが、この度バイクの塗装で物凄くスポットな塗装のご要望を頂きまして。。
2月のドリップモール塗装がよぎりました。。
しかもこのバイクも3コートパール。
で、これはいくしかないなと購入に至りました。
ちなみにスプレーガンは自分で購入しないと気が済まないタイプです。
早速使ってみて。。
超低圧域では微粒化に難があり粒子が散る傾向も見られ使えませんでしたが、0.20Mpaあたりから微粒化がはじまり0.25Mpaあたりで本領発揮といった感じでした。
超微粒!めっちゃ細かいです。
ただ、僕的には0.10Mpaあたりから0.20Mpaあたりで使いたかったのですが、実用レンジが高めだったのが少し残念でした。
なので想像よりもオーバーミストが多く塗着効率が低い感はありましたが、どのメーカーもここら辺に関しては難しいところなのでしょうね。多分。。
追記、というより訂正です。
めちゃくちゃ初歩的なミスを犯しておりました。手元のエアゲージを付けた際にガン本体のエアの調整ダイヤルを知らず知らずのうちに回してしまっていたようです。ホントすみません。通常、ここは全開で使うべきでこの時はいくらか閉まる方向へ回っていたようです。この状態だと微粒化の圧力値も違えばエアの音も変わるというのに。。カタログ値とずれた挙動を示したのはこのためだったんですね。
全開にしたところ、最初の狙い通り0.10Mpa~0.20Mpaでいい動きをするようになりました。なんならエアゲージの指針が動いたかどうかの超低圧域からのドロップもいけます。明治さんすみませんでした。ガンのポテンシャル見誤ってました。
訂正、ここまで。
正直、デビルビスのデミIIやエコーのグラデーションガンとかも一度使ってみたいんですけどね。
百聞は一見に如かず!?
何でも自分でやってみないと信用しない困ったタイプです。
「騙されたと思って使ってみ?」とかのフレーズに弱かったりします。騙されやすい。。
何の話やと脱線気味なので話を戻して、
購入したのはガン本体とカップのみのセットでエアゲージがなく、これは別途で用意しました。
圧力は目視と耳の両方で確認するタイプなのでゲージがないと不安になります。
で、セット売りのカップなんですが、これ「足付き」じゃないんですよねー。自立しない。
それと許せないのがフリーターンじゃないこと。
なのでカップのジョイント部を締め込むとカップごとガッチリ固定されてしまい塗装中にカップを自由に傾けれない。
これはめちゃくちゃストレスになるので、これまた別途で購入しました。
うーん。こんなことなら本体のみで購入しておくべきでした。
これでようやくストレスフリーで塗装ができるようになりました。
超スポット塗装!
積極的に取り組んでいきたいと思います!ガンと共に腕を磨いて行きます。
ちなみに先日、バイクの超スポット補修でしっかり活躍して頂きました。
今日も長文&意味不明な専門マニアック記事にお付き合いいただきありがとうございました。